まだまだ冬の厳しい寒さが続くと思い、厚着で外に出てみれば案外暖かかったりと、
春の訪れを匂わせる時期になりました。
いかがお過ごしでしょうか、横浜店スタッフのウリモトです。
この冬地元関西へ帰省し、実家の不動車になっていたスーパーカブ90DXのキャブレターを掃除し、
なんとか走るところまで直したあと、近くの神社でお祭りがあるということで試走がてらに行ってみることに・・・
廣瀬大社「砂かけ祭り」
・・・「奇祭のにおいがプンプンするぜッーーーッ!!」というか奇祭です。
“大和の奇祭”と自称しています。
地元の小さな規模のお祭りなのですが、鳥居をくぐってしばらく歩くと老若男女数多くの人でにぎわっています。
この神社の祭を奇祭足らしめている理由が「砂かけ」?なのですが、
境内にかかっている注意書きがその全てを物語っています…
廣瀬大社のHPをざっくり要約すると、「砂を雨に見立ててお互いに砂をかけあい、その年の五穀豊穣を祈願する」というお祭りみたいです。
私が参加したのは庭上の儀という儀式からで、お百姓役の「田人」と呼ばれる人や、牛役の「牛人」と呼ばれる人が儀式を区切られたエリアの中でひとしきり儀式を終えた後…
いよいよ砂かけが始まります。
のらりくらりと儀式をしていた田人・牛人が一変、
(1分20秒あたりから)
激しい動きで手にした鋤で砂を撒くわ撒くわの大騒ぎ!!
甘い気持ちでスマホを構えていた私も思わず身を屈めるほどでした。
あまりの迫力に圧倒されていたのもつかの間、気づけば自分も砂をつかんでは投げ、
「すごーい!」「たーのしー!」と完全に語彙力を失う始末。
この日は雪もちらつくほどの気温で、RR5232レインウェアの下にRR7983チタンシンサレートインナーで挑みましたが、終わったころには汗だくで湯気が立つほどに…
※砂がめちゃくちゃに飛んできます。最低限視界を確保するためにバイザーやメガネを用意することをオススメします。オフロードゴーグルなどが効果的です。
駐輪場はもちろん、駐車場もお隣のヒラノテクシードさんが当日のみ解放してくれているので心配しなくて済むのも◎
誰もが童心に帰って楽しめるこの奇祭、「毎年2月11日祝日」にとり行われるとのこと。。。
なかなか関東圏からは気軽に行ける距離ではありませんが、関西圏に出向くタイミングが合えば是非行ってみてほしいお祭りです。